2016年9月14日水曜日

ウォーリアー「この中にいらないAPCがいまーすwwww」

ウォーリアー「この中にいらないAPCがいまーすwwww」

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BMP-2「・・・」

ブラッドレー「・・・」

ウォーリアー「 そ れ は 僕 で ー すwww!」

ウォーリアー「前のアップデートで発射レート下げられた上に
       今回のアップデートで装甲強度も下げられましたーwww」

シミター「・・・やめろって」

ウォーリアー「これでもうBMPシリーズには絶対勝てませーんwww」

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VBCI「ウォーリー・・・そんなに自暴自棄になるなよ」

ウォーリアー「なんだよ!お前はこの前のアップデートで発射レートあげてもらっただろ!」

ウォーリアー「俺なんて発射レートが低すぎてBRDMにも負けそうだよ!」

シミター「俺だってお前と同じ砲を・・・」

ウォーリアー「シミター先輩はいいじゃないですか!偵察車両ですよね!僕はこれでも歩兵戦闘車両ですよ!」

ウォーリアー「高い発射レートは勿論、ATGMを積ませてもらってる車両もあるっていうのに・・・」

ナメル「私はそんなに強いの持ってないよ・・?」

ウォーリアー「格下いじめ戦車は黙ってろよ!!!」

ナメル「!!!」

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LAV-25「ウォーリアー君・・・少し言い過ぎじゃないの?ナメルちゃん泣いてるわよ」

ウォーリアー「ラブさんもいいですよね!対戦相手がいつも格下のBTR-60とかで!」

ウォーリアー「僕なんていつもBMP-2さんとかBMP-3君とかと一緒の戦場だよ!」

LAV「ちょっと!そういう言い方ないんじゃない!?」

プーマ「まぁまぁ諸君、少し落ち着いたらどうだ」

ウォーリアー「ATGM勢は黙っててよ!君たちはその気になれば戦車にも勝てるじゃないか!
       僕は・・・僕はもう、テクニカルにも負けそうだよ!」

BMP-2 プーマ ブラッドレー「・・・」

ウォーリアー「もういい!!!こんなひどい目に合うならやめてやる!!!こんな戦場もう懲り懲りだ!!!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴコ

ウォーリアー「!?」

MT-LB「おい」 

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ゴゴゴゴゴゴゴ

MT-LB「おい」

ストライカー「あっ・・・あれは」
          APC
VN-3「あれは!伝説の兵士!MT-LBさんじゃないか!」

ウォーリアー「なんだよ・・・!」

MT-LB「若造、お前はひとつ勘違いをしている」

ウォーリアー「勘違いだって!?他の装甲車がどんどん強化されていく中、一人だけ弱体化させられているぼくの気持ちがわかるもんか!」

シミター(え・・・私も弱体・・・)

ウォーリアー「BMPに背面から攻撃しても、振り向かれて即反撃で負けるんだよ!」

ウォーリアー「こんなのAPCじゃない!ただの棺桶じゃないか!」

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MT-LB「若造、わしが何の武装を積んでいるか知ってるか」

ウォーリアー「知らないよ!どうせ30mmとかATGMでしょ!」

MT-LB「そうじゃな。確かにそういうタイプの奴も稀におる」

MT-LB「だがこのわしが詰んでいるのは、ただの7.62mmじゃ」

ウォーリアー「えっ・・・7.62mm?そんなの・・・」

MT-LB「『歩兵の小銃と同じ』、か?」

MT-LB「その通りじゃ。こんなへなちょこじゃまともに相手を出来るAPCなど存在せん」

MT-LB「だがな、こんなわしでもできることはたくさんある」

ウォーリアー「・・・」

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MT-LB「初動での歩兵輸送、迫撃砲チームへの弾薬供給、機動力を活かした強行偵察にキット供給。
    対歩兵戦の足止め程度ならわしの武装でも十分じゃろう。」

ウォーリアー「そんなのプーマさんたちにだって出来るじゃないか・・・!」

MT-LB「それもそうだ。だがもしプーマ君がそんなことをやっていたらどうだ?」

ウォーリアー「・・・?」

MT-LB「多くの味方はそれを"兵器の無駄遣い"だと考えるだろう。
    彼らには強力な主砲や、戦車ですら打ち砕くATGMが搭載されている。」

MT-LB「それは確かに "戦車ですら破壊できる" 強力な兵器かもしれない。
    だがそれは同時に、味方から "戦車を破壊する事" を求められる。」

MT-LB「"出来る やれる"は即ち、"しなくてはならない" に同義なんじゃ。」

MT-LB「とある仕事を"しなくてはならない" APCには "できない" ことが存在する。」

MT-LB「お前にしかできない事がある。お前はただ、おまえにできることを一生懸命やればよい。」

M113「そうじゃ」

BMP-2「誰だお前」


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ウォーリアー「・・・」

MT-LB「ま 確かにお前さんの気持ちもわからんでない
    一方的に弱体化され、一時期は対等に肩を張ってた他の陣営のAPCと比べられ、その上さらに弱体化じゃ。」

MT-LB「心が折れてしまうのも仕方ない。そうじゃな。もう前線には行かず、ベースの置物になるのもよかろう。」
                                  APC
MT-LB「他人と比べて自分を卑下し、自分にできることすらやろうとしない兵士には、さ ぞ か し お似合いの姿じゃろうて」

ウォーリアー「・・・!!!」

MT-LB「さてわしは新MAPにでも遊びに行こうかの 新MAPには腰抜けもおらんじゃろう。皆出番を与えられて頑張っとる奴ばかり・・・

ブチッ

ストライカー「ん?」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

AAVP「こ・・・この波動は・・・!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ

MT-LB(ニヤリ)

MT-LB「さて老いぼれは去るとするか 若者の邪魔をしてもいかんしな」
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